アジーは通販で買えるジェネリック
通販で購入可能なジスロマックのジェネリックとしては「アジー」が挙げられます。アジーは、インドのシプラ(Cipla)社から製造販売されているジェネリックです。
1錠中に配合されている有効成分アジスロマイシンの含有量によって、250mg、500mg、1000mgの3種類の規格の製品が販売されています。
1000mg錠に関しては、ジスロマックには存在しないアジー独自の含有量です。性器クラミジア感染症の治療に適した用量(アジスロマイシン1回1000mg内服)となっており、1回の治療につき1錠を服用するだけで完治が見込めます。
その他の感染症の治療では、アジスロマイシンは1回500mgの内服となります。クラミジア以外の感染症の治療を目的とする場合には、250mg錠もしくは500mg錠の製品を選ぶのが良いでしょう。
アジーの飲み方は規格によって変わります。
上述しましたが、アジーには「250mg・500mg・1000mg」3つの規格があります。それぞれの規格ごとに1回に服用するアジーの錠数が変わりますので、確認しておきましょう。
性器クラミジア感染症における1回に飲む錠数
- 250mg錠の場合 … 4錠
- 500mg錠の場合 … 2錠
- 1000mg錠の場合 … 1錠
性器クラミジアでは1回につきアジスロマイシン1000mgの内服となりますので、合計で1000mgになるようにアジーの錠数を調整しましょう。
ちなみに性器クラミジアの治療に必要な服用回数は1回のみなので、上記用量を守って正しくアジーを服用すれば治療は終わりです。
その他の感染症における1回に飲む錠数
- 250mg錠の場合 … 2錠
- 500mg錠の場合 … 1錠
- 1000mg錠の場合 … 1/2錠
クラミジア以外の感染症では、1回500mgの内服が基本となります。アジー1000mg錠では1錠でも用量がオーバーしますので、錠剤を半分にカットして調整する必要があります。
服用期間は3日間が基本です。1日1回のアジーの内服を3日間続けます。
アジー1000mgの通販価格の最安値
アジーの通販価格の最安値サイトは、どれくらいの数を購入するかによって変わります。サイトごとに取り扱っている錠数が異なるため、すべてのサイトを単純比較することはできません。以下の表を参考にして、必要なアジーの数を考慮して購入先を決めましょう。赤文字になっている価格が最安値です。
ネット総合病院 | 医薬品アットデパート | 薬の通販オンライン | あんしん通販マート | おくすりなび | ライフパートナー | メデマート | グー薬局 | オオサカ堂 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1錠 | 1,480円 | 1,780円 | 1,880円 | 1,980円 | – | – | – | – | – |
3錠 | 2,664円 | 2,755円 | 2,594円 | 2,614円 | – | – | – | – | – |
5錠 | 3,700円 | 3,420円 | 3,384円 | 2,915円 | – | – | – | – | – |
6錠 | – | – | – | – | 3,900円 | 3,900円 | 3,900円 | 3,900円 | – |
10錠 | – | – | – | – | – | – | – | – | 3,814円 |
アジー1000mgは1錠で性器クラミジア感染症の治療が可能ですので、1錠単位から購入できます。1錠単位でお求めの方は「ネット総合病院」、5錠では「あんしん通販マート」、6錠以上では「オオサカ堂」が最安値となります。
ジェネリックとは?
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許が切れた後、別の製造元から販売される同じ有効成分で作られた医薬品のことです。新薬が先発医薬品と呼ばれるのに対して、ジェネリックは後発医薬品という呼ばれ方もします。
ジスロマックはファイザー社で開発されて1991年に英国から販売開始された新薬(先発薬)です。新薬の特許期間は世界的に15~20年ほどです。ジスロマックの特許期間が切れた現在では、アジーのようなジェネリック(後発薬)が次々と販売開始されています。
ジスロマックもアジーも有効成分は同じアジスロマイシンです。細菌感染症の治療における有効性が確認されているアジスロマイシンを同含量で配合されていることから同等の治療効果が期待できます。
先発薬と比べて安価で購入できます。
ジスロマックと比べて、アジーなどのジェネリック医薬品は安く販売されています。価格の安さは、ジェネリックの最大のメリットといえます。新薬と比べてジェネリックが安い理由のひとつとして、開発にかかるコストの差が挙げられます。
新薬が開発されるまでには、長い研究期間が費やされ、多くの臨床試験が繰り返されます。ジスロマックなどの新薬の開発には、何億という莫大な予算がかかるのです。
対してジェネリックは、すでに多くの研究データが揃っている状態で作られます。一部の試験などを省略できますので、新薬と比べて製造コストが大幅にカットできます。
また特許料の支払も無い等の理由から、ジェネリックは先発薬よりも安く販売できるのです。